2017年04月27日 04:20  

川底改善作戦

こんにちは。

阿摺ダムの下流、約700mにある
「ソジバ」の川底に石が投入されました。
*4/26の中日新聞朝刊の豊田版に関連記事あります。


ソジバの流れです。(石投入前4/23撮影)
20年くらい前までは、大アユが良く釣れた
良い釣り場でしたが、ここ十数年で状況は一転。
川底の石は藻類ではなく、コケに覆われて
アユの居つく場所ではなくなっています。

その影響はかなりの範囲で下流へと
広がっていて、中流の広瀬地区の釣れ具合は
年々悪くなっているのが現状です。

なんとかその改善策を見出そうと動き始めたのが
このプロジェクトです。


コケで覆われた石(昨年、富田の瀬で採取)
これではアユは育ちません。


ソジバに投入される前の石です(4/23撮影)
上流の矢作ダムに溜まっていたもので、
直径20㎝程度のものを選別して
運んできたようです。

今後は矢作川研究所と天然アユ調査会が
連携して、川底の状態や縄張り行動がでるか?
定期的に釣獲してアユの成長具合や釣れ具合を
調べていく計画になっています。

良い改善策に結びつくことを祈るばかりです。

椿 隆明
  
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