2017年04月29日 18:32  

天然アユの遡上が順調に!

こんにちは。

G/Wに突入しました!

矢作川解禁まで・・・あと12日です。

矢作川の天然アユ遡上も春先の渇水と
低水温の影響を受けて遅れていましたが、
活性化してきています。

河口より35km地点にある明治用水頭首工
(水源)の左岸魚道のカウントが30万尾を越えました。
今日より右岸魚道での特別採捕の準備が始まり、
上流への汲み上げが開始されます。
ダムが多い矢作川は、アユもトラックに乗って
上流へと運ばれて行きます。
ダムには魚道があるとは言え、遡上の邪魔になって
いることは間違いなく、上流のダムに行くほど
魚道を通る天然アユは減少していきます。
それを補助するのが、「汲み上げ放流」の考え方です。

矢作川の天然アユは追い始めるのが例年遅く、
友釣りの対象となってくるのは6月中旬~梅雨明けに
なってきます。
ちょうど上流部の放流アユと入れ替わる形で釣れ始める
のが理想の状態なのです。

昨日、天然アユ調査会の会合があったので
久しぶりに参加してきました。
愛知県水産試験場の方が矢作川下流の藤井堰での
捕獲調査結果を紹介してくださいましたが、
今年の矢作川天然アユは過去8年間で、
もっとも大きい魚体だと話されていました。
特に体重があるそうです。
スタミナたっぷりの元気なアユということでしょうかね?

先ほど越戸魚道を観てきましたが、
ここでも元気よく型の良いアユがジャンプしていました。
この連休中に見ごろを迎えることでしょう!
すぐ近くで遡上の様子が観察できるので
ここはお勧めです。ぜひ見学に行ってみてください。
場所は矢作川漁協事務所の奥になります。

矢作川の天然アユ!
今年も強烈な引きで私たちを楽しませてくれる
ことを期待したいと思います。

椿 隆明

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Posted by モニター釣師 │コメント(0)
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